REVOLVING PAINT DREAM: Flowers In The Sky

私が一番大好きなバンドはPrimal Screamで、

そこから広がって本当に色々な音楽に出会って来ました。

それはやっぱりボビー様❤の感覚に惚れてたんだけど、色んなものに触れて来た今・・・

いつの間にか心のバンドになっていたのがイネス先生のになるとは( ´艸｀)きゃ

というわけで、その心のバンドRevolving Paint Dreamのお話。

   

REVOLVING PAINT DREAM
Flowers In the Sky 3" cd-r

当初日本ではPrimalsのAndrew Innesと謎のガールChristine Wanlessとのデュオ的な触れ込みで紹介されていたりしてたけど、
実はかのAlan McGeeとInnesでやっていたLaughing Appleの次にChristineらを迎え入れ彼らが始めたバンドの様で、これがRPDの最初の作品。


眺めてるだけでもカラフルでポップな夢が廻り出しちゃいそうな、NY?の摩天楼に浮かぶお花のジャケからしてすんごく好き。曲もだけどこういう構えてなくてちょいユルでDIYなのに垢ぬけている感覚にグッときます。あと可愛い。
もー7"が欲しくってずううううっと探してるんです。。


ところがなんと、ドイツのvollwert recordsオーナーのレーベルedition59から！
3"cdで再発❤❤

ｷﾀ━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━!!!

レーベル名にもある様に3曲入り3”cdを59枚ずつ限定リリースしてて、
Laughing Appleは勿論初期CREATION周辺好きにはたまらないレコード達が現代版フォーマットで勢ぞろい。
その第一号、GOLD 001なんです～♪（でもレコードはCREATION 002なので、惜しい気もするなあ。。。）

中はこんな感じ。私のは22/59枚目でした★

明らかにコピーな笑　ジャケにcd-rで3"というミニチュアな再現がほんとすんごくスーパーミラクル心くすぐりまくり！！ミニカーとかミニチュアスイーツ集めてる場合じゃなかばいヽ(*'0'*)ﾂ





12"と比べると手のひらサイズ度がよりわかるかも。隣はRPDの2nd。

とにかく可愛い。

そんなジャケにマッチ、というかもうそれ以上に描かれている音世界は中毒モノでございますよ

(*´?｀*)｡o○

ループするサイケなギター音がぐるぐると駆け巡り、ジャングリーフィードバックギターを纏って

メロディーはコーラスに乗せた愛の囁きと共に都会の空へ花を咲かせ、

それらすべては混沌とカレイドスコープの様に廻りながらカラフルでポップな白昼夢を映し出してくれます。

The flowers are in the sky for you

The flowers are in the sky

They're red and green and orange and blue 

The flowers are there for you

The flowers are in the sky
The flowers are in the sky

The grass is green in the fields for you
The grass is green in the fields

It's red and green, it's orange and blue
The grasses are there for you
('cause i love you)

How does it feel
(i love you)

i love you



とってもドリーミンでロマンチックな歌詞も大好きです。

わたしの為の唄だと勝手に思っています笑笑

*:..｡o○☆ﾟ･:,｡*:..｡o○☆(*´Д｀)*:..｡o○☆ﾟ･:,｡*:..｡o○☆

当時の彼等からすると、きっとドラッギーな世界でのラヴソングなんだろうなあ笑


long ver.のフィードバックノイズがフェードイン・アウトで過ぎ去っていく感覚と、
7"ver.のラストの爆轟音後の"i  love you"の余韻と、
どちらもミステリアスな匂いを残していて、”掴めない”ところがまた、
すっごくイイ。
まさにサイケデリックで夢の様な感覚❤❤


それとこのふわふわとしてる様でざらりとした”抜けのあるガレージィサイケ・ノイズ”は、マッギーは勿論だけど
この曲のプロデュースとしてクレジットされているJoe Fosterも持ってる感覚だなあと思う。

ギターノイズ好きな私、マイブラのlovelessなあんなんとかこんなんとかある中でも

特にこの手の独特ノイズが堪らなく大好物だったりするとですよ。

そんな傑作を最初っから作っちゃってこの一枚で終わっちゃいそうだったRPDでございますが、

InnesとChristineがラブラブインド旅行へ行った後に復活、一枚のシングル"GREEN SEA BLUE"(recorded at ACID　FACTORY!)と二枚のアルバム”OFF TO HEAVEN”に”MOTHER WATCH ME BURN"を残してBIFF BANG POW!へと移りゆく・・・というかMcGeeとInnesは共に共有しながらもそれぞれ自分の道へ、といった感じでしょか。ChristineのFOMICA TOYSとか、JC BROUCHARDの辺りはどうなっとるのかよく解んないです、わは笑

なのでRPDとBIFFには"In The Afternoon"等幾つか両バンド名義で共有している曲があります。

（曲名や音の違いを味わうのもなかなか乙でございますよ★）

この"FLOWERS IN THE SKY"からも垣間見れまつが、

特に1stアルバム"OFF TO HEAVEN"には本当に色んな音が詰まっていて、どっかで読んだけど”早すぎる感覚の音”なんだよね。

昔最初に聴いた頃はC86系のインディーポップな認識だったけど、あの頃よりは色んな音楽を聴いてきた今では全然違って、

ロックもポップもNWもガレージもサイケもダブもアヴァンもモンドもパンクもなんか色々(笑)全～～～部、

自然に持ってるなあと思うのでつ。それをボビーの感性と共に年々色を変えDJの様に世界を読み煽ったのがPRIMALSなのだけど、RPDはなんだかオーラの様に漏れてんでつよね、解りにくいかな。。笑

あとアルバムではVelvetsとNicoの様に例えられているChristineちゃんのVOXもたぷーり堪能できます❤

そんな彼女の謎の容姿（アー写が無いという；；）、

多分年代からしてもこのPRIMALSの”Screamadelica”の中ジャケにいる金髪美女じゃなかろうかと思います。イメージ通り！・・・定かではないけど。

2ndのメンバーにはRobert Youngもベース加入？してるし、RPDはある意味PRIMALSの前身かつ分身じゃなかろうかと最近は思ってやまないです。

そんなRPDの二つのアルバムのお話もまたいつか★